「スタディサプリって安いけど、本当に使えるの?」「塾に通わなくても大丈夫?」──スタディサプリ高校講座を検討している高校生や保護者の方から、こんな声をよく耳にします。
月額2,178円(税込)で約4万本の授業が見放題というコスパは魅力的ですが、実際の評判はどうなのでしょうか。この記事では、利用者のリアルな口コミを調査し、良い点・悪い点の両面から正直にお伝えします。

スタディサプリ高校講座の基本情報
まず、スタディサプリ高校講座の基本スペックを確認しましょう。
スタディサプリ高校講座の基本情報
- 運営会社:株式会社リクルート
- 料金:ベーシックコース 月額2,178円(税込)
- 12ヶ月一括払い:約2ヶ月分お得になる
- 入会金:なし
- 対象:高1~高3、高卒生
- 講座数:約4万本(6教科19科目)
- 授業時間:1回約15分
- テキスト:PDFは無料ダウンロード可
- 対応端末:スマートフォン、タブレット、PC
スタディサプリは入会金なし・月額2,178円で、小学講座から大学受験講座まですべての授業が見放題です。高校生が中学の範囲に戻って復習することも可能で、学び直しにも対応しています。
スタディサプリ高校講座の良い口コミ・評判
講師の質が高い
スタディサプリでもっとも高く評価されているのが、講師陣の授業の質です。「神授業」というキャッチコピーは大げさに聞こえるかもしれませんが、実際に「わかりやすい」と評価する声が多く寄せられています。
特に関正生先生(英語)は「丸暗記に頼らない英語の本質を教えてくれる」と定評があり、坂田薫先生(化学)や岡本梨奈先生(古文)も受験生から高い支持を得ています。
とにかくコスパがよい
塾や予備校に通うと年間で数十万円かかるのが一般的ですが、スタディサプリなら年間約26,000円で済みます。参考書を何冊も買うよりも安い場合があり、家計への負担を抑えながら受験対策ができます。
とはいえ、映像授業と紙の参考書は役割が違います。動画で流れをつかんだうえで、書き込みながら手を動かす1冊を並行して用意しておくと、理解の抜けに気づきやすくなります。まずは苦手科目の1冊から揃えるという進め方もあります。

スキマ時間に学習できる
1回約15分の授業なので、通学中の電車の中や昼休みなど、ちょっとした空き時間でも学習を進められます。スマートフォンアプリの使い勝手もよく、ダウンロードしてオフラインで視聴することも可能です。
ただ、電車内や学校の休み時間は周囲の音が意外と大きく、講師の声が聞き取りづらいという声もあります。周りの音を抑えられるイヤホンがあると、移動時間をそのまま授業時間に変えやすくなります。
学年を超えて学べる
高3の受験生が高1の内容を復習したり、高1の段階で高2・高3の先取り学習をしたりと、学年の枠を超えた柔軟な学習ができるのもメリットです。苦手科目は基礎まで遡れるので、理解が浅いまま先に進んでしまう心配がありません。
スタディサプリ高校講座の悪い口コミ・評判
自主性がないと続かない
スタディサプリの最大のデメリットとして挙げられるのが、「強制力がない」という点です。塾のように決まった時間に通う必要がないため、自分で学習計画を立てて実行できない人は、ついサボってしまいがちです。
「登録したけど結局見なくなった」という声は少なくありません。モチベーション維持のために、学習計画を紙に書き出す、親や友達に宣言するなどの工夫を取り入れるのがおすすめです。
計画を書き出すといっても、白紙のノートだと何を書けばいいか迷ってしまうものです。1日の予定と実際にやった時間を並べて書き込めるスタディプランナーを使う高校生も増えています。
質問がしにくい
映像授業なので、わからない箇所をその場で講師に質問することができません。疑問をすぐに解消したいタイプの人にとっては、この点がストレスになる可能性があります。
難関大学対策だけでは物足りない場合がある
東大・京大・早慶などの難関大学の二次試験対策は、スタディサプリの授業だけでは十分でない場合があるという口コミもあります。添削指導がないため、記述問題の練習には別途Z会などの添削サービスや過去問演習が必要です。

合格特訓コースが終了
かつてはコーチング付きの「合格特訓コース」が提供されていましたが、提供終了が発表されています。担当コーチに質問や相談ができるサービスだったため、この点を残念に感じている利用者もいます。記事執筆時点ではベーシックコースのみの提供となっています。
スタディサプリが向いている人・向いていない人
向いている人
- 自分で学習計画を立てて進められる人
- 費用を抑えて受験勉強したい人
- 塾との併用で苦手科目を補いたい人
- 基礎からやり直したい人
- スキマ時間を活用して勉強したい人
向いていない人
- 強制力がないと勉強できない人
- わからない箇所をすぐに質問したい人
- 記述・論述の添削指導が必要な人
- 学習計画を立てるのが苦手な人
スタディサプリの効果的な使い方
使い方1:苦手科目の基礎固めに使う
苦手な科目は、思い切って1学年下の講座から始めましょう。スタディサプリなら学年を遡ることにコストがかかりません。基礎がわかれば応用も解けるようになります。
使い方2:塾や予備校と併用する
メインの塾に通いながら、スタディサプリで補強するのは多くの受験生が実践しているパターンです。塾では教わらない科目や、復習用の教材として活用できます。
使い方3:確認テストを必ずやる
各授業に用意されている確認テストをスキップせずに必ず解くことで、理解度を自分でチェックできます。間違えた問題は動画を見直して、完全に理解してから先に進みましょう。
この「見直し」を繰り返すと、1日に画面と向き合う時間はどうしても長くなります。夜になると目がしょぼしょぼして集中が切れるという方は、画面まわりの環境を整えておくと学習時間を確保しやすくなります。

よくある質問(Q&A)
Q. スタディサプリだけで国公立大学に合格できますか?
基礎~中堅レベルの国公立大学であれば、スタディサプリの授業+過去問演習で合格している受験生はいます。ただし難関国公立の二次試験では記述対策が別途必要になるケースが多いです。
過去問は志望校が固まる前でも、出題形式を知る目的で早めに1冊手元に置いておくと動画学習の進め方を組み立てやすくなります。
Q. テキストは買った方がいいですか?
PDFは無料でダウンロードできるので、まずはPDFで試してみてください。書き込みながら学習したい場合は、冊子版のテキストを購入するのもおすすめです。
Q. 無料体験はありますか?
記事執筆時点では14日間の無料体験が用意されています。まずは実際に授業を体験してから、自分に合うかどうかを判断するのがよいでしょう。最新の無料体験情報は公式サイトでご確認ください。
Q. 解約は簡単にできますか?
アプリやWebから手続きできますが、「解約方法がわかりにくい」という口コミもあります。解約は公式サイトのマイページから行えるので、事前に手順を確認しておくと安心です。

まとめ
スタディサプリ高校講座は、月額2,178円という破格の料金で質の高い授業が受けられるサービスです。自走力のある高校生にとっては、費用を抑えながら受験勉強を進められる強い味方になるでしょう。
一方で、強制力がなく、質問対応にも限界があるため、すべての人に合うわけではありません。自分の学習スタイルを見極めたうえで、必要に応じて塾や他のサービスとの併用も検討してみてください。


