大学受験の準備、どのサービスを使えばいいか迷っていませんか?記事執筆時点では、スタディサプリ、東進ハイスクール、Z会、進研ゼミなど、多数の動画学習サービスが大学受験対策の講座を提供しています。
ただし、それぞれ料金体系も特徴も大きく異なるため、自分の目的や学習スタイルに合ったサービスを選ぶことが合格への近道になります。
この記事では、大学受験に使える主要な動画学習サービスを、料金・講座内容・向いている人の観点から徹底比較します。サービスの生存確認と最新の料金情報も調査済みです。

大学受験向け動画学習サービスの選び方
サービスを比較する前に、選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。
大学受験の動画学習サービスを選ぶ4つの基準
- 志望校のレベル:難関国公立・早慶レベルか、中堅大学か、基礎固めからか
- 料金と予算:月額数千円のサブスク型か、講座単位の買い切り型か
- サポート体制:質問対応、添削、コーチングの有無
- 学習スタイル:自分で計画を立てられるか、管理してもらいたいか
とくに重要なのは「自分で計画を立てて学習を進められるかどうか」という点です。自走力がある人はコスパの良いサブスク型サービスでも成果を出せますが、サポートが必要な人は多少費用がかかってもコーチング付きのサービスを選んだ方がよいでしょう。
また、どのサービスを選ぶ場合でも、動画で理解した内容を書いて確かめる紙の教材を手元に置いておくと、基礎の抜けに気づきやすくなります。志望校のレベルに合った参考書を1冊決めてから動画学習を始める受験生も多いです。
おすすめの大学受験向け動画学習サービス
スタディサプリ大学受験講座
リクルートが運営するスタディサプリは、月額2,178円(税込)で約4万本の授業が見放題という圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。6教科19科目に対応しており、共通テスト対策から志望校別対策まで幅広くカバーしています。
関正生先生(英語)、坂田薫先生(化学)、岡本梨奈先生(古文)など、実力派のプロ講師陣による「神授業」が評判で、1回約15分の授業なのでスキマ時間にも学習しやすいのが特徴です。
スタディサプリ大学受験講座の概要
- 料金:ベーシックコース 月額2,178円(税込)/ 12ヶ月一括払いで約2ヶ月分お得
- 講座数:約4万本(6教科19科目)
- 授業時間:1回約15分
- テキスト:PDF無料ダウンロード可(冊子版は有料)
- 対象:高1~高3、高卒生
スタディサプリの「合格特訓コース」(コーチング付き)は提供終了が発表されています。記事執筆時点では個人向けベーシックコースは引き続き利用可能ですが、最新の提供状況は公式サイトでご確認ください。
スタディサプリは自分で計画を立てて学習できる人に向いています。講義の質は高いのですが、強制力がないため、自主的に取り組めない場合は他のサービスとの併用を検討するのも手です。
強制力がない分、「この時間からこの時間まで」と机の上で時間を区切ってしまう方が続けやすい、という口コミもあります。スマホのタイマーだと通知に気を取られてしまう人には、勉強時間の計測に特化したタイマーを使うという手もあります。

東進ハイスクール/東進衛星予備校
東進は映像授業の老舗とも言える存在で、林修先生をはじめとする実力派講師陣の授業が受けられます。通期講座は1講座あたり90分×20コマで構成されており、体系的に学べるのが強みです。
東進の特徴は「高速マスター基礎力養成講座」や「過去問演習講座」など、映像授業以外の学習ツールも充実している点です。志望校に合わせた個別カリキュラムを組んでもらえるため、計画を立てるのが苦手な人でも安心です。
東進ハイスクールの料金目安
- 入会金:33,000円(税込)
- 通期講座:1講座82,500円(税込)/ 90分×20コマ
- 担任指導費:高3・高卒生 77,000円 / 高1・高2 44,000円(年額)
※料金は記事執筆時点の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
料金はスタディサプリと比べるとかなり高額ですが、対面の校舎でのサポートを受けられるのが大きな違いです。担任制度があり、学習の進捗管理や進路相談も受けられます。
ただ、通期講座は1コマ90分と長丁場です。映像授業中心の受験勉強は1日に何時間も画面と向き合うことになるため、夕方以降に目のしょぼつきが気になるという受験生もいます。画面まわりの環境も一緒に見直しておくと、学習時間を確保しやすくなります。
Z会の通信教育(高校生向け)
Z会は難関大学への合格実績に定評がある通信教育サービスです。映像授業に加えて、Z会ならではの良質な添削指導が受けられるのが大きな特徴です。
記事執筆時点では5教科13科目に対応し、AIによる個別出題や質問相談などのサポート機能も整っています。教材の難易度はやや高めで、偏差値55以上の基礎力がある生徒に向いています。
Z会の通信教育の特徴
- 添削指導:記述力を鍛えるZ会伝統の添削が受けられる
- AI学習:一人ひとりに合わせた問題を自動出題
- 映像授業:解説動画で理解を深められる
- 対象:高1~高3(志望校レベル別のコースあり)
※料金の詳細は公式サイトでご確認ください。
進研ゼミ高校講座
ベネッセが運営する進研ゼミ高校講座は、教科書準拠の教材で日々の学校の授業に合わせた学習ができるのが特徴です。定期テスト対策に強く、内申点を上げたい人にも向いています。
映像授業だけでなく、赤ペン先生の添削指導やAIによる質問解説機能も利用可能です。記事執筆時点で、使った高校生の91.8%が「役に立った」と回答したAI質問解説機能が好評です。
進研ゼミ高校講座の料金
- 12ヶ月一括払い:月あたり9,980円(税込)
- 毎月払い:月額10,980円(税込)
※料金は記事執筆時点の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。

サービス比較表
主要4サービスの特徴を一覧にまとめました。
| 項目 | スタディサプリ | 東進 | Z会 | 進研ゼミ |
|---|---|---|---|---|
| 月額目安 | 2,178円 | 講座単位で高額 | 公式サイト参照 | 9,980円~ |
| 映像授業 | 約4万本 | 講座ごとに90分×20コマ | 解説動画あり | 教科書対応 |
| 添削指導 | なし | なし | あり(Z会の強み) | あり(赤ペン先生) |
| コーチング | なし(合格特訓終了) | あり(担任制) | なし | なし |
| 向いている人 | 自走力がある人 | 手厚いサポートが欲しい人 | 難関大志望の人 | 学校の成績も上げたい人 |
どのサービスを選んでも、スマホやタブレットで動画を見る時間はまとまった長さになります。手で持ったままだと腕が疲れて、そのまま横になって見てしまう…というのはよくある失敗です。移動中や机の上で角度を固定できるスタンドがあると、スキマ時間を学習に回しやすくなります。
目的別のおすすめサービス
コスパ重視で基礎固めしたい人
スタディサプリがおすすめです。月額2,178円で全教科の授業が見放題なので、まず基礎を固めたい人にぴったりです。他の塾や予備校と併用している受験生も多いです。
手厚いサポートで合格を目指したい人
東進ハイスクールがおすすめです。担任制度で学習計画を一緒に立ててもらえるため、自分だけでは計画が立てられない人に向いています。ただし費用は高めなので、予算との相談が必要です。
記述力を鍛えて難関大を目指したい人
Z会がおすすめです。添削指導の質に定評があり、国公立大学の二次試験や私大の記述問題の対策に強みがあります。
学校の成績と受験対策を両立したい人
進研ゼミがおすすめです。教科書準拠の教材で定期テスト対策をしつつ、受験対策もカバーできます。

動画学習サービスを使った受験勉強のコツ
コツ1:動画を見た後は問題を解く
動画を見ただけでは知識が定着しません。視聴後は必ず関連する問題を解いて、インプットとアウトプットのバランスを取ることが重要です。
そのため、動画を再生する端末のとなりに紙の問題集を1冊置いておくと、理解した直後にそのまま演習へ移れます。共通テスト対策なら過去問集を早い段階で手に入れて、出題形式を確認しておくのも一つの方法です。
コツ2:苦手科目は基礎からやり直す
動画学習の良いところは、学年を遡って復習できる点です。高3でも苦手科目は高1の範囲まで戻って基礎固めをすることをおすすめします。
コツ3:倍速機能を上手に使う
得意な分野は1.5~2倍速で効率よく進め、苦手な分野は等速でじっくり取り組むメリハリが大切です。
よくある質問(Q&A)
Q. 動画学習だけで大学に合格できますか?
可能です。ただし、動画視聴だけでなく問題演習や過去問対策を十分に行うことが前提です。動画はインプットの手段として活用し、アウトプット(問題を解く、模試を受ける)とセットで取り組みましょう。
Q. 複数のサービスを併用しても大丈夫ですか?
大丈夫です。むしろスタディサプリで基礎固め+東進やZ会で志望校対策、のような併用パターンは多くの受験生に見られます。ただし、あれもこれもと手を広げすぎると消化不良になるため、メインは1つに絞るのがおすすめです。
Q. いつから動画学習を始めればいいですか?
できれば高1・高2の早い段階から始めるのが理想です。ただし高3からでも間に合わないわけではなく、基礎固めをスピーディに行える動画学習はむしろ遅れを取り戻すのに適しています。

まとめ
大学受験向けの動画学習サービスは、コスパ重視のスタディサプリから、手厚いサポートの東進、添削に強いZ会、学校対策もできる進研ゼミまで、それぞれに特徴があります。
大切なのは自分の目的・予算・学習スタイルに合ったサービスを選ぶことです。迷ったらまずは無料体験を利用して、実際の授業の雰囲気を確かめてみることをおすすめします。
各サービスの詳細は、スタディサプリ公式サイト、東進ハイスクール公式サイト、Z会高校生向け公式サイトでご確認ください。


