AWSを学びたいけれど、Udemyには講座が多すぎてどれを選べばいいか分からない、そんな悩みを抱えている方は少なくないでしょう。
AWSはクラウドサービスの中でも世界シェアトップクラスを誇るプラットフォームであり、エンジニアだけでなくビジネス職の方にとっても、基礎知識があるだけでキャリアの幅が広がります。
この記事では、Udemyで公開されているAWS講座の中から、初心者が自分に合ったコースを見つけるための選び方と、学習を進めるうえで押さえておきたいポイントを解説していきます。

AWSとは?初心者が知っておきたい基本知識
AWS(Amazon Web Services)は、Amazonが提供する200種類以上のサービスを備えたクラウドプラットフォームです。サーバーの構築からデータベース管理、AI・機械学習まで、幅広い用途に対応しています。
企業のITインフラとして広く採用されており、Netflix、NASA、トヨタなど世界中の組織がAWSを活用しています。そのため、AWSスキルを持つ人材の需要は年々高まっている状況です。
初心者が最初に理解しておくべきサービスは、主に以下の5つです。
EC2(Elastic Compute Cloud):仮想サーバーを作成・管理するサービス
S3(Simple Storage Service):データを保存するストレージサービス
VPC(Virtual Private Cloud):仮想ネットワークを構築するサービス
RDS(Relational Database Service):データベースを管理するサービス
IAM(Identity and Access Management):アクセス権限を管理するサービス
これらのサービスは、どのAWS講座でも必ず取り上げられる基礎中の基礎です。まずはこの5つの役割を理解することから始めましょう。
サービス名が英字の略称ばかりで頭に入りにくい、という声もよく聞きます。用語と全体像が図解でまとまった入門書を1冊そばに置いておくと、動画を見ていて分からなくなったときの戻り先になります。
UdemyでAWSを学ぶメリット
AWS学習にUdemyを選ぶ方が多い理由には、いくつかの明確なメリットがあります。
まず、セール時には1,300円〜1,800円程度で購入できる点が大きな魅力です。AWSの公式トレーニングや専門スクールと比較すると、大幅にコストを抑えられます。
さらに、一度購入した講座は無期限で視聴可能です。学習ペースを自分でコントロールできるため、忙しい社会人でも隙間時間を活用して学べます。
加えて、Udemyには30日間の返金保証制度があります。受講してみて自分のレベルに合わないと感じた場合でも、返金申請が可能なので、講座選びのハードルが下がります。
ハンズオン形式の講座が多いのも特徴です。動画を見ながら実際にAWSの管理画面を操作するため、座学だけでは得られない実践的なスキルが身につきます。
初心者向けAWS講座の選び方3つのポイント
ポイント1:ハンズオン形式かどうかを確認する
AWSは実際に手を動かして操作しないと理解が深まりにくい分野です。講座の説明欄に「ハンズオン」「手を動かしながら」「実践」といったキーワードが含まれているかをチェックしましょう。
特に初心者の場合、画面操作を一つひとつ丁寧に見せてくれる講座が適しています。講師が操作画面を共有しながら解説するスタイルの講座を選ぶと、迷わず進められます。
ただ、1枚のノートPC画面で動画とAWSの管理画面を切り替えながら進めると、操作の途中で迷子になりやすいのが正直なところです。動画専用のサブ画面を1枚用意しておくと、手を動かしながら受講しやすくなります。
ポイント2:更新日が新しい講座を選ぶ
AWSは頻繁にサービスのアップデートが行われます。管理画面のデザインが変わったり、新しいサービスが追加されたりするため、最終更新日が直近1年以内の講座を選ぶことが重要です。
古い講座だと、動画の画面と実際の画面が異なっていて混乱するケースがあります。Udemyの講座ページには最終更新日が表示されているので、必ず確認してください。
ポイント3:レビュー評価と受講者数をチェック
Udemyでは受講者のレビュー評価が5段階で表示されます。目安として、評価4.0以上かつ受講者数が数千人以上の講座であれば、内容の質が担保されている可能性が高いです。
レビューの中身にも目を通すと、「初心者にも分かりやすかった」「つまずくポイントが丁寧に解説されている」といったコメントが参考になります。

目的別に見るUdemy AWS講座の特徴
AWS全体像をざっくり理解したい人向け
AWSにまったく触れたことがない方には、AWSの全体像を2〜3時間でざっくり理解できるタイプの講座が適しています。Udemyには無料で受講できる入門コースも用意されており、まずはそこから始めてみるのも一つの方法です。
具体的には、AWSアカウントの作成方法から始まり、EC2でサーバーを立て、VPCでネットワークを設定するといった基本操作を一通り体験できる講座が充実しています。
AWS認定資格の取得を目指す人向け
AWS認定資格の中で最も入門的な「クラウドプラクティショナー(CLF)」の試験対策講座も人気です。この資格は技術職以外のビジネス職の方にも取得が推奨されており、AWSの基礎知識を体系的に証明できます。
試験対策講座では、300問以上の練習問題が含まれているものもあり、試験本番に近い形式で学習できます。公式ドキュメントだけで勉強するよりも効率的に合格を目指せるでしょう。
試験対策では、動画講座と紙の参考書を併用している方が多いようです。移動中に読み返したり、苦手な範囲に付箋を貼ったりできるので、動画だけの学習より復習の回数を稼ぎやすくなります。
実務で使えるスキルを身につけたい人向け
実務レベルのスキルを習得したい方には、10時間以上のボリュームがあるハンズオン講座が向いています。WordPressブログの構築やWebアプリケーションのデプロイなど、実際のプロジェクトを通じてAWSの各サービスを総合的に学べます。
EC2、VPC、RDS、ELB、S3、IAM、CloudWatchなど、実務で頻繁に使用するサービスの設計思想まで理解できる講座を選ぶと、現場で即戦力として活躍できます。
AWS学習を成功させるためのコツ
無料利用枠を活用して実際に操作する
AWSには12か月間の無料利用枠(Free Tier)が用意されています。アカウントを作成してから12か月間は、一定の範囲内で多くのサービスを無料で試すことが可能です。
講座を視聴しながら、自分のAWSアカウントで実際にサービスを操作してみることで、理解度が格段に上がります。動画を見るだけの受動的な学習では、実務で使えるレベルのスキルは身につきにくいです。
AWSの無料利用枠を超えると課金が発生します。学習後は不要なリソースを必ず削除してください。特にEC2インスタンスやRDSは、停止しただけでは課金が続く場合があるため、終了(削除)操作まで行うことが大切です。
学習の順番を意識する
AWSの学習は、以下の順番で進めるとスムーズです。
まずIAMでアクセス管理の基本を理解し、次にVPCでネットワークの仕組みを学びます。その後、EC2で仮想サーバーを構築し、S3でストレージの使い方を覚えます。最後にRDSでデータベースを設定するという流れです。
この順番で学ぶと、各サービスの関連性が理解しやすくなります。多くのUdemy講座もこの流れに沿ってカリキュラムが組まれています。
なお、EC2で立てたサーバーに接続するとLinuxのコマンド操作が出てきます。ここで戸惑って先に進めなくなる方も多いので、基本的なコマンドをまとめた入門書を横に置いておくという手もあります。
セールのタイミングを狙って購入する
Udemyでは月に2〜3回程度セールが開催されます。通常価格は数千円〜数万円ですが、セール時には1,300円〜1,800円程度まで値下がりすることがほとんどです。
急いでいない場合は、セールを待ってから購入するのが賢い選択です。Udemyのメルマガに登録しておくと、セール情報を見逃さずに済みます。

AWS学習後のキャリアパス
AWSのスキルを身につけた後には、いくつかのキャリアパスが開けます。
クラウドエンジニアとしてインフラの設計・構築・運用を担当するのが最もオーソドックスなルートです。AWSの需要が高まる中、クラウドエンジニアの求人数も増加傾向にあります。
DevOpsエンジニアとして、開発と運用を橋渡しする役割を担うことも可能です。AWSのCI/CDパイプラインやコンテナサービス(ECS、EKS)の知識が求められますが、年収水準は比較的高い傾向にあります。
また、非エンジニア職であっても、AWSの基礎知識を持っていると、社内のDX推進やクラウド移行プロジェクトでの発言力が増します。ビジネス視点でクラウドを理解している人材は、今後ますます重宝されるでしょう。
非エンジニア職の方がIT全般の土台から固めたい場合は、ITパスポートの範囲をひととおりさらっておくと、AWSの話も飲み込みやすくなります。市販のテキストは図解が多く、独学でも進めやすい構成のものが選ばれています。
よくある質問
Q. AWSの予備知識がなくてもUdemyで学べますか?
はい、完全初心者向けの講座が複数用意されています。AWSアカウントの作り方から丁寧に解説してくれる講座を選べば、予備知識がなくても問題ありません。ただし、パソコンの基本操作とインターネットの基礎知識は必要です。
Q. 無料のAWS講座だけでも十分ですか?
無料講座はAWSの全体像を把握するのに適していますが、実務レベルのスキルを身につけるには有料講座の方が充実しています。まず無料講座で雰囲気をつかみ、本格的に学びたくなったら有料講座にステップアップするのが効率的です。
Q. AWS認定資格は就職・転職に有利ですか?
AWS認定資格は、IT業界での転職において一定の評価を得られる資格です。特にクラウドプラクティショナーやソリューションアーキテクト・アソシエイトは、クラウド関連の求人で歓迎条件として記載されることが多いです。
まとめ
UdemyでAWSを学ぶ際は、ハンズオン形式で更新日が新しい講座を選ぶことが成功のカギです。無料利用枠を活用して実際に手を動かしながら学習を進めれば、効率よくスキルを習得できます。
AWSのスキルは、エンジニアだけでなくビジネス職の方にとってもキャリアの武器になります。セールのタイミングを活用して、お得に学習を始めてみてはいかがでしょうか。

参考リンク:


