「DaVinci Resolveって無料なのにプロが使ってるって本当?」「動画編集を始めたいけど、DaVinci Resolveの講座はどれを選べばいいの?」そんな疑問を持っている方に向けて、DaVinci Resolve初心者が動画講座を使って効率的に編集スキルを身につける方法を紹介します。
DaVinci Resolveは、Blackmagic Design社が提供する動画編集ソフトウェアで、無料版でも9割以上の機能が使えるのが特徴です。編集・カラーグレーディング・VFX(視覚効果)・オーディオ編集が1つのアプリで完結するオールインワン型で、ハリウッドの映画制作にも使われています。
この記事では、DaVinci Resolve初心者が動画講座を選ぶときのポイントと、おすすめの学習ルートを紹介します。

DaVinci Resolveとは?他の編集ソフトとの違い
DaVinci Resolveは、動画編集に必要な機能が1つのアプリにまとまったソフトウェアです。多くの動画編集ソフトがカット編集に特化しているのに対して、DaVinci Resolveはカラーグレーディング(色補正)の分野で業界標準と言われるほどの実力を持っています。
- エディットページ:カット・トリミング・テロップなどの基本的な動画編集
- カラーページ:映画品質のカラーグレーディング・カラーコレクション
- Fusion:モーショングラフィックス・VFX(視覚効果)の制作
- Fairlight:プロレベルのオーディオ編集・ミキシング
- 無料版の制限が少ない:4K編集・商用利用OK・ウォーターマークなし
有料版(DaVinci Resolve Studio)は買い切り型で48,980円(税込)です。ノイズ除去やGPUアクセラレーションの一部機能が追加されますが、初心者は無料版で十分です。価格の詳細はBlackmagic Design公式サイトで最新情報を確認してください。
ソフトが無料な一方で、機能数が多いぶん「どのページの、どのボタンの話をしているのか」が動画だけだと追いにくい場面もあります。日本語で全体をまとめた解説書を1冊そばに置き、動画で流れをつかんで本で用語を確認する形にしている人もいます。
DaVinci Resolve動画講座の選び方
エディットページの基礎から始まる講座を選ぶ
DaVinci Resolveには複数のページ(エディット・カラー・Fusion・Fairlight)がありますが、初心者はまずエディットページの基本操作から学びましょう。カット・トリミング・テロップ挿入・BGM追加など、動画編集の基本がここに詰まっています。
バージョンを確認する
DaVinci Resolveは記事執筆時点でバージョン19が最新です。UIや機能がバージョンごとに改善されているため、できるだけ新しいバージョンに対応した講座を選びましょう。バージョン17以前の講座はUIがかなり異なる場合があります。
実際に動画を1本完成させる講座を選ぶ
機能の解説だけの講座よりも、素材の読み込みから書き出しまで、1本の動画を完成させる過程を一緒に体験できる講座の方が、実践力が身につきます。

DaVinci Resolve初心者におすすめの動画講座プラットフォーム
Udemy|日本語の体系的な講座が充実
Udemyには日本語のDaVinci Resolve講座が複数あります。「はじめての動画編集 エディットページ編」は初心者向けに作られたコースで、つまずきやすいポイントを丁寧に解説しています。「DaVinci Resolve 19 エディットページ入門講座」は最新バージョンに対応しており、YouTube用の解説動画を効率よく編集するテクニックが学べます。
セール時には1,200〜1,800円で購入でき、30日間の返金保証があります。視聴期限は無制限なので、自分のペースで何度でも復習できます。
公式サイト:Udemy DaVinci Resolve講座一覧
YouTube|無料で始める王道ルート
YouTubeにもDaVinci Resolveの日本語チュートリアルは多数あります。「DaVinci Resolve 入門」「DaVinci Resolve 基本操作」で検索すると、無料で視聴できる動画が見つかります。初心者向けの入門動画から、カラーグレーディングの応用テクニックまで幅広くカバーされています。
Blackmagic Design公式トレーニング
Blackmagic Designの公式サイトには、DaVinci Resolveの無料トレーニングガイド(PDFとプロジェクトファイル)が用意されています。英語ですが、体系的にまとまっているため、じっくり学びたい人に向いています。
公式サイト:DaVinci Resolve Training
DaVinci Resolve学習のロードマップ
ステップ1:エディットページの基本操作(1〜2週間)
素材の読み込み、タイムラインへの配置、カット・トリミング、テロップ(テキスト)の挿入、BGMの追加、動画の書き出しなど、動画編集の基本工程をエディットページで学びます。
ステップ2:ショートカットキーと効率化(1週間)
基本操作を覚えたら、ショートカットキーを活用して作業を効率化します。Blade(カット)、リップル削除、マーカーの使い方など、編集スピードを上げるテクニックを身につけましょう。
ショートカットが増えてくると、今度はキーの位置を覚えるほうが負担になってきます。よく使う操作をボタンやダイヤルに割り当てられる左手デバイスを併用して、右手はマウス・左手はデバイスという分担にしている編集者もいます。カット作業が長い人ほど恩恵を感じやすい部分です。
ステップ3:カラーグレーディングの基礎(1〜2週間)
DaVinci Resolveの真骨頂であるカラーページで、色補正(カラーコレクション)とカラーグレーディングの基礎を学びます。ホワイトバランスの調整、コントラスト・彩度の設定、LUTの適用など、映像の印象を大きく変えるテクニックが身につきます。
ステップ4:FusionやFairlightに挑戦(1か月〜)
モーショングラフィックスを作りたいならFusion、音声編集を深めたいならFairlightに進みます。この段階まで来ると、1本の動画をプロ品質に仕上げるスキルが身につきます。

DaVinci Resolve動画講座の費用と学習時間の目安
| プラットフォーム | 費用の目安 | 1コースの目安時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Udemy | セール時1,200〜1,800円(買い切り) | 5〜15時間 | 日本語の体系的な講座が充実・返金保証あり |
| YouTube | 無料 | 動画による | 入門から応用まで無料動画が豊富 |
| 公式トレーニング | 無料 | ガイドによる | 体系的だが英語・PDFベース |
DaVinci Resolveで基本的な動画編集ができるようになるまでの目安は20〜40時間です。エディットページの操作だけなら2〜3週間で習得可能です。カラーグレーディングまで含めると1〜2か月ほどを見ておきましょう。
DaVinci Resolve学習でよくある失敗と対策
失敗1:全ページを一度に学ぼうとする
エディット・カラー・Fusion・Fairlightの全ページを同時に学ぼうとすると、情報量に圧倒されます。まずはエディットページに集中して、カットとテロップだけで1本の動画を完成させましょう。他のページは必要になったタイミングで学べば十分です。
失敗2:PCのスペック不足で動作が重い
DaVinci Resolveは高機能な分、PCのスペックがある程度必要です。特に4K動画の編集やカラーグレーディングではGPUの性能が重要になります。スペックが足りない場合は、プロキシ編集(低解像度の仮映像で編集して最後に元映像と差し替える方法)を活用しましょう。
加えて、動画素材はすぐに容量を圧迫します。内蔵ストレージが埋まると書き出しにも影響が出るため、素材とプロジェクトを外付けの高速ストレージに逃がしている人は多いです。読み書きの速いSSDなら、プレビューのもたつきも軽くなります。
失敗3:Premiere Proとの違いに戸惑う
Adobe Premiere Proからの乗り換えの場合、操作体系やショートカットキーが異なるため最初は戸惑います。DaVinci Resolveには「キーボードカスタマイズ」機能があり、Premiere Pro風のショートカット配置に変更できるので、移行期間に活用すると楽です。
DaVinci Resolveの無料版は非常に高機能ですが、一部機能(高度なノイズ除去、一部のGPUアクセラレーション、10bitの書き出しなど)は有料版(Studio)のみ対応です。初心者〜中級者の段階では無料版で十分ですが、プロの映像制作を目指す場合は将来的にStudioの導入を検討しましょう。

DaVinci Resolve動画講座に関するよくある質問
Q. DaVinci ResolveとPremiere Pro、初心者はどちらを選ぶべき?
コスト面ではDaVinci Resolveが圧倒的に有利です。無料で全機能が使えるのに対して、Premiere Proは月額制のサブスクリプション契約が必要です。カラーグレーディングに力を入れたいならDaVinci Resolve、Adobe製品との連携を重視するならPremiere Proという選び方もあります。初心者がまず始めるなら、無料のDaVinci Resolveがおすすめです。
Q. DaVinci Resolveで仕事はできる?
十分にできます。YouTube動画の編集、企業のプロモーション動画、ウェディングムービーなど、幅広い案件でDaVinci Resolveが使われています。特にカラーグレーディングの分野では業界標準的な存在なので、映像制作の仕事を目指すなら学んでおいて損はありません。
案件として納品する段階になると、映像だけでなく音のチェックも必要になります。PCの内蔵スピーカーだけで確認していると、ノイズやBGMと声の音量バランスの崩れに気づけないことがあります。編集用に密閉型のモニターヘッドホンを1本用意して、書き出し前に聞き直す工程を入れている人もいます。
Q. DaVinci Resolveの推奨スペックは?
フルHD編集なら、CPU:4コア以上、メモリ:16GB以上、GPU:VRAM 4GB以上が目安です。4K編集ではメモリ32GB以上、GPU VRAM 8GB以上が推奨されます。ストレージはSSDを使うと素材の読み込みが速くなります。詳しい推奨スペックはBlackmagic Design公式サイトで確認してください。
まとめ|DaVinci Resolveは無料で始められるプロ仕様の動画編集ソフト
DaVinci Resolveは無料版でもプロ品質の動画編集ができる稀有なソフトウェアです。編集・カラーグレーディング・VFX・オーディオ編集が1つのアプリで完結するため、複数のソフトを使い分ける必要がありません。
動画講座を活用すれば、エディットページの基本操作からカラーグレーディングのテクニックまで、プロの作業手順を見ながら学べます。まずはYouTubeの無料動画で基本を押さえて、本格的に学びたくなったらUdemyの講座をセールで購入するのが賢い学習ルートです。



