オンライン学習を始めたいけど、UdemyとSkillshareのどちらを選べばいいかわからない。そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ビジネスやITスキルを体系的に学びたいならUdemy、クリエイティブ系のスキルを幅広く学びたいならSkillshareが向いています。ただし、料金体系も使い勝手も大きく異なるので、自分の学習スタイルに合ったものを選ぶことが大事です。この記事では項目ごとに詳しく比較していきます。

UdemyとSkillshareの基本情報を比較
| 比較項目 | Udemy | Skillshare |
|---|---|---|
| 講座数 | 20万以上 | 約3万以上 |
| 料金体系 | 買い切り型(セール時1,500円〜) | サブスク型(年間約168ドル〜) |
| 得意ジャンル | IT・ビジネス・プログラミング | デザイン・イラスト・クリエイティブ |
| 講座の長さ | 数時間〜数十時間 | 30分〜1時間程度 |
| 修了証 | あり | なし |
| 無料トライアル | なし(30日間返金保証あり) | 7日間無料体験あり |
| 日本語講座 | 豊富 | 英語中心 |
| モバイルアプリ | iOS/Android対応 | iOS/Android対応 |
Udemyは「必要な講座を1つずつ買う」スタイル、Skillshareは「月額料金で全講座見放題」のスタイルです。学習頻度が高い方ほどSkillshareのコスパが良くなります。
料金の違いを詳しく比較
Udemyの料金
Udemyは講座ごとの買い切り方式です。定価は数千円〜2万円台ですが、頻繁に開催されるセール時には1,500円前後まで値下がりします。セールは月に2〜3回開催されるので、定価で購入する必要はほぼありません。
一度購入すれば期限なく何度でも視聴できるので、じっくり学びたい方に向いています。セール時にまとめ買いしておくのが賢い使い方です。また、30日以内であれば返金にも応じてもらえるので、「思っていた内容と違った」という場合のリスクも低いです。
Skillshareの料金
Skillshareはサブスクリプション方式で、記事執筆時点では年間約168ドル(月あたり約14ドル)のプランが基本です。7日間の無料トライアルが利用可能なので、まず試してから判断できます。
月額で支払う場合はもう少し高くなるため、ある程度まとまった期間利用する予定なら年額プランがお得になります。ただし、講座は英語中心なので、日本語での学習を希望する方は注意が必要です。サブスク中は何講座でも自由に視聴できるため、毎月3〜4講座以上受講するなら元は十分に取れます。
英語中心という点は、環境次第で負担がかなり変わる部分でもあります。ノートPCのスピーカーやカフェの雑音のなかでは語尾や冠詞が埋もれやすく、字幕に頼りきりになりがちです。外の音を抑えられるイヤホンがあると、英語の講座でも内容を追いかけやすくなります。
料金は変動する場合があるため、契約前に各サービスの公式サイトで最新の価格を確認しましょう。為替レートの影響も受けるので注意が必要です。

講座の質と種類の違い
Udemyの講座の特徴
Udemyの講座は比較的長めで、10時間以上のボリュームがあるコースも珍しくありません。体系的にスキルを身につけたい方に向いている構成です。
プログラミング、データサイエンス、ビジネス、マーケティングなど、IT・ビジネス系のジャンルが特に充実しています。日本語の講座も豊富に揃っているのが日本人にとっては嬉しいポイントです。講師は個人が自由に出品できるため、質にはバラつきがありますが、評価やレビューを参考に選べばハズレは少ないです。
ハンズオン形式(実際に手を動かしながら学ぶ)の講座が多いのも特徴で、「見て理解する」だけでなく「作りながら学ぶ」体験ができます。
この形式で困るのが画面の使い方です。ノートPC1台だと動画と作業画面を交互に切り替えることになり、そのたびに集中が途切れてしまいます。動画を別画面に逃がせるだけで、手を動かす時間の密度は変わってきます。
Skillshareの講座の特徴
Skillshareの講座は30分〜1時間程度の短い動画が中心です。気軽に視聴できるので、「ちょっと新しいスキルを試してみたい」というライトな学習スタイルに合っています。
デザイン、イラスト、写真、映像制作、タイポグラフィ、アニメーション、手描きレタリングなど、クリエイティブ分野のコンテンツに強みがあります。アーティストやデザイナーとして活動している講師が多く、実践的なテクニックを学べます。「クラスプロジェクト」という課題が設定されている講座も多く、手を動かしながら学べる仕組みになっています。
ただ、イラストやレタリングの講座は、見ているだけでは自分の線が描けるようにはなりません。マウスで線を引くのは思っている以上に難しいので、描く系の講座に取り組むならペンタブレットを1台用意しておくと、課題に手をつけるハードルが下がります。
学習体験の違い
Udemyの学習体験
Udemyは1つの講座をじっくり進めるスタイルに向いています。セクションごとに区切られた動画を順番に視聴し、確認テストやコーディング演習をこなしながら進めていきます。講師への質問機能もあり、つまずいたときにサポートを受けられるのもメリットです。
Skillshareの学習体験
Skillshareは「つまみ食い」的な学習に向いています。短い講座をいくつもハシゴしながら、幅広いインスピレーションを得るという使い方が合っています。クリエイティブのアイデアを広げたいときに、さまざまな講師のテクニックを比較できるのが楽しいところです。

こんな人にはUdemyがおすすめ
- プログラミングやITスキルを本格的に学びたい人
- 日本語の講座で学びたい人
- 必要な講座だけを厳選して購入したい人
- 修了証をLinkedInやポートフォリオに活用したい人
- 1つの分野を深く掘り下げたい人
- 買い切りで自分のペースで学びたい人
公式サイト:Udemy公式サイト
こんな人にはSkillshareがおすすめ
- デザインやイラストなどクリエイティブ系スキルを学びたい人
- 複数ジャンルの講座をつまみ食いしたい人
- 英語での学習に抵抗がない人
- 月額定額で色々な講座を試したい人
- 短い動画でサクサク学びたい人
- クリエイティブのインスピレーションを求めている人
公式サイト:Skillshare公式サイト
両方を併用するという選択肢
実は、UdemyとSkillshareを併用するのも賢い使い方です。たとえば、クリエイティブ系のインスピレーションや短めのチュートリアルはSkillshareで、本格的な技術学習はUdemyで、という使い分けができます。
Udemyはセール時に安く買えるので、Skillshareのサブスクと並行して利用してもコストはそれほどかかりません。学びの幅を広げたい方は、両方使うことも検討してみましょう。それぞれの得意分野が異なるからこそ、併用することで相乗効果が生まれます。
なお、デザイン系の講座はどちらのサービスでも「ソフトの基本操作は分かっている前提」で進むものが少なくありません。ツールの使い方でつまずきそうなら、Photoshopなどの解説書を1冊そばに置いておくと、講座の内容だけに集中しやすくなります。

よくある質問
Q. Skillshareは日本語で使える?
プラットフォーム自体は日本語に対応していますが、講座のほとんどは英語で提供されています。日本語の講座で学びたい場合はUdemyのほうが選択肢が多いです。Skillshareの英語講座も、字幕付きで視聴できるものが増えています。
Q. Udemyのセールはどのくらいの頻度で開催される?
月に2〜3回のペースでセールが開催されています。セール時にはほとんどの講座が1,500〜1,800円程度になるので、定価で購入する必要はほぼありません。新規登録時の割引もあるので、初回購入はさらにお得になることが多いです。
Q. どちらも返金対応はある?
Udemyは購入から30日以内であれば返金が可能です。Skillshareはサブスクリプション型のため返金ではなく、無料トライアル期間中にキャンセルすれば料金は発生しません。どちらも「まずは試してみる」ハードルが低い設計になっています。
Q. オフラインでも視聴できる?
どちらもモバイルアプリでオフライン視聴が可能です。事前にダウンロードしておけば、通勤中の地下鉄などネット環境がない場所でも学習を続けられます。
自宅で視聴するときは、端末を手に持ったままだと腕や首が疲れて長続きしません。スタンドで目線の高さに固定してしまえば、机の上を空けたまま講座を流せるので、ノートを取りながらの視聴もしやすくなります。

Udemyの講座をさらに活用するコツ
Udemyの講座を最大限活用するには、いくつかのポイントを押さえておくとよいでしょう。まず、セール時に気になる講座をまとめて購入しておきましょう。ウィッシュリストに入れておけば、セール開始時に通知が届くので買い逃しを防げます。
購入した講座は、必ず「セクションごとにメモを取りながら進める」のがおすすめです。視聴完了だけを目標にすると、内容が頭に残らないことが多いです。特にプログラミング系の講座は、動画と同時に自分の環境でコードを書きながら進めることで理解度が格段に上がります。
とはいえ、動画は前に戻って調べるのが面倒な媒体でもあります。文法や標準ライブラリのような「あとから何度も確認する部分」は、紙の入門書で引けるようにしておくと講座の進みが止まりにくくなります。
また、Q&Aセクションを活用することも忘れないようにしましょう。講師や他の受講者からの回答が得られるので、独学でつまずいたときの助けになります。同じ疑問を持っている人が過去に質問している場合も多く、検索するだけで解決することもあります。
Skillshareのクラスプロジェクトを活かそう
Skillshareの講座の多くには「クラスプロジェクト」が設定されています。これは講座で学んだスキルを使って、実際に作品を制作する課題のことです。プロジェクトに取り組むことで、インプットだけでなくアウトプットの練習にもなります。
完成した作品はSkillshare上で共有でき、講師や他の受講者からフィードバックをもらえることもあります。ポートフォリオの作品としても活用できるので、クリエイティブ系のスキルを仕事に活かしたい方は積極的にプロジェクトに取り組みましょう。
たとえばイラスト講座なら「キャラクターデザインを1枚描く」、写真講座なら「テーマを決めて5枚撮影する」といった具体的な課題が出されます。手を動かすことで、見るだけでは得られない実践力が身につきます。

まとめ
UdemyとSkillshareはそれぞれ異なる強みを持っています。IT・ビジネス系ならUdemy、クリエイティブ系ならSkillshareというのが基本的な選び方です。
料金体系も買い切りとサブスクで異なるので、自分の学習頻度と目的に合ったほうを選んでください。迷ったらSkillshareの7日間無料トライアルから始めてみて、合わなければUdemyのセールで気になる講座を購入するのが無駄のないアプローチです。


