「プログラミングに興味はあるけど、女性が通いやすいスクールってどこだろう?」そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。実際、IT業界への女性の進出は年々加速しており、未経験からプログラミングを学び始める女性の数は増え続けています。
とはいえ、プログラミングスクールは数が多く、どれが自分に合っているのか迷ってしまうのも無理はありません。特に女性の場合、育児や仕事との両立ができるか、女性限定のサポートがあるかなど、チェックしたいポイントも独特です。
この記事では、女性が安心して通えるプログラミングスクールを厳選して紹介します。料金やサポート体制、学べる内容まで詳しく解説するので、スクール選びの参考にしてみてください。

女性がプログラミングスクールを選ぶときに見るべきポイント
プログラミングスクールは世の中にたくさんありますが、女性が選ぶ際には一般的な基準に加えて、いくつか確認しておきたいポイントがあります。ここでは、特に重要な選び方の基準を整理します。
ライフスタイルに合った受講形式かどうか
女性がスクールを選ぶうえで最も重視したいのが、自分のライフスタイルに合った受講形式かどうかです。完全オンライン対応のスクールであれば、自宅から好きな時間に学習を進められます。特に育児中の方や、フルタイムで働いている方にとって、通学の必要がないオンライン型は大きなメリットです。
一方で、対面での質問やグループワークを重視するなら、通学型やハイブリッド型のスクールも選択肢に入ります。自分がどのスタイルで学びやすいかを事前に考えておくと、スクール選びがスムーズになります。
とはいえ、数十万円の受講料を払う前に「そもそもコードを書くのが自分に向いているか」を知りたい方も多いはずです。まずは書店で買える未経験向けの入門書を1冊やってみて、続きそうかを確かめてからスクールを決める、という進め方をしている方もいます。
女性向けのサポートや制度があるか
スクールによっては、女性限定のコースやママ向けの特別プランを設けているところもあります。たとえば、SHElikes(シーライクス)は女性限定のキャリアスクールで、Webデザイン・マーケティング・プログラミングなど45以上の職種スキルが学び放題です。入会金は162,800円(税込)で、月額料金は約1万円前後となっています(詳細は公式サイトをご確認ください)。
また、教育訓練給付金や国のリスキリング補助金(最大70%キャッシュバック)の対象となっているスクールも増えています。経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」では、受講費用の最大70%(上限56万円)が補助されるため、対象講座を選べば費用面の不安を大きく軽減できます。
国のリスキリング補助金は、在職者が対象です。講座修了で50%、さらに転職成功で追加20%が還元される仕組みになっています。対象講座かどうかは各スクールの公式サイトで確認しましょう。
卒業後のキャリアサポートが充実しているか
プログラミングを学んだ後のキャリアを見据えて、転職支援や副業サポートの体制が整っているかも重要なチェックポイントです。転職保証制度があるスクールなら、万が一転職できなかった場合に受講料が返金される仕組みがあるため、安心感が高まります。
副業やフリーランスを目指す場合は、案件獲得のサポートやポートフォリオ作成の指導があるスクールを選ぶとよいでしょう。

女性に人気のプログラミングスクールを紹介
ここからは、女性に人気のプログラミングスクールをいくつかピックアップして紹介します。それぞれ特徴が異なるため、自分の目的やライフスタイルに合ったスクールを見つけてみてください。
SHElikes(シーライクス)
SHElikesは女性限定のキャリアスクールとして高い人気を誇っています。プログラミングだけでなく、Webデザイン・マーケティング・ライティング・動画編集など45以上の職種スキルが定額で学び放題という点が大きな魅力です。
月1回のコーチングで学習の進捗を確認でき、仲間と一緒にモチベーションを維持しやすい環境が整っています。女性同士のコミュニティが活発で、情報交換や交流もしやすいのが特徴です。レギュラープランは国の補助金対象となっており、対象者は受講料の負担を軽減できます。
公式サイト:SHElikes
DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPは、転職成功率の高さで知られるプログラミングスクールです。「就業両立コース」は、現在の仕事や育児をしながら自分のペースでプログラミング学習を進めてIT業界への転職を目指せるコースで、女性にも利用しやすい設計になっています。
専門技術コースと就業両立コースは教育訓練給付金の対象で、最大80%のキャッシュバックが受けられる場合があります(条件あり・詳細は公式サイトでご確認ください)。受講期間は3〜6ヶ月程度で、オンライン完結型のため全国どこからでも受講可能です。
公式サイト:DMM WEBCAMP
テックアカデミー(TechAcademy)
テックアカデミーは、完全オンライン型のプログラミングスクールで、30以上のコースから自分の目的に合ったものを選べます。現役エンジニアがメンターとしてマンツーマンでサポートしてくれるため、わからないところをすぐに質問できる環境が整っています。
「はじめての副業コース」では、実際の案件に取り組みながらスキルを身につけられるため、副業やフリーランスを目指す女性に適しています。料金はコースや期間によって異なるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。
公式サイト:テックアカデミー
Famm(ファム)ママ専用スクール
Fammはママ専用のWebスクールとして、育児中の女性に特化したサービスを提供しています。1ヶ月の短期集中型で、Webデザインやプログラミングの基礎を学べます。受講中はベビーシッターを無料で手配してもらえる制度があり、小さなお子さんがいても安心して学習に集中できます。
卒業後も実際の案件を受注しながらスキルアップできる仕組みがあり、在宅ワークへの第一歩として利用する方も多いスクールです。
自宅で講義動画を見る時間は、家族の生活音やテレビの音と重なりがちです。子どもがお昼寝している間の30分に集中したいときのために、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを用意しておくという手もあります。

コードキャンプ(CodeCamp)
コードキャンプは、マンツーマンレッスンが特徴のオンラインプログラミングスクールです。講師を自分で選べる仕組みがあり、女性の講師を指名することも可能です。レッスンは7:00〜23:40まで対応しているため、早朝や夜間にしか時間が取れない方でも受講しやすい環境が整っています。
レッスン形式はビデオ通話によるマンツーマン指導で、自分のペースで学習を進められます。HTMLやCSS、JavaScript、Rubyなど複数の言語に対応しています。
オンライン学習でつまずきやすいのが、講義動画やビデオ通話の画面とエディタを1台のノートPCで行き来する場面です。ノートPCに挿すだけで使えるモバイルモニターを1枚足して、片方に動画・片方にコードという形にしている受講者もいます。
女性がプログラミングを学ぶメリット
ここでは、女性がプログラミングスキルを身につけることで得られるメリットを整理します。
働き方の選択肢が広がる
プログラミングスキルがあれば、リモートワークやフリーランスなど柔軟な働き方を選びやすくなります。場所を問わず仕事ができるため、結婚・出産・育児といったライフイベントがあっても、キャリアを中断する必要がなくなります。
テレワーク可能な職種への女性の関心は高まっており、IT業界はその代表的な受け皿のひとつです。
年収アップを目指しやすい
IT業界は他の業界と比較して年収水準が高い傾向があります。厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、情報通信業の平均年収は全産業平均を上回る水準です。プログラミングスキルを武器に転職することで、年収アップを実現する女性も増えています。
副業として始めやすい
いきなり転職するのはハードルが高いと感じる場合、まずは副業からスタートするのもおすすめです。Web制作やアプリ開発など、プログラミングの副業案件はクラウドソーシングサイトにも多数掲載されています。本業を続けながら実績を積み、タイミングを見て本格的にキャリアチェンジする方法もあります。
副業を始める際は、現在の会社の就業規則で副業が認められているか事前に確認しておきましょう。また、確定申告が必要になるケースもあるため、税務面の準備も忘れずに。

プログラミングスクールの費用を抑える方法
プログラミングスクールの受講料は数万円から数十万円と幅広く、費用面で二の足を踏む方も少なくありません。ここでは、受講費用を抑えるための具体的な方法を紹介します。
教育訓練給付金を活用する
厚生労働省の教育訓練給付金制度を利用すると、対象講座の受講料の一部が支給されます。「専門実践教育訓練給付金」の場合、受講費用の最大80%(年間上限64万円)が支給されます。基本給付として70%(年間上限56万円)が支給され、訓練修了後に賃金が5%以上上昇した場合は追加で10%(年間上限8万円)が上乗せされます。雇用保険の被保険者期間が条件になりますが、活用できれば大幅な費用削減になります。
リスキリング補助金を利用する
経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」では、受講費用の最大70%が補助されます。この制度は令和8年度末(2027年3月末)まで継続予定で、在職者であれば雇用形態や年齢を問わず利用可能です。対象講座は記事執筆時点で279件が認定されています。
無料のプログラミングスクールを検討する
転職を前提としたスクールの中には、受講料が無料のものもあります。スクールが提携先企業への紹介手数料で運営されているため、受講者は費用を負担せずに学習できます。ただし、転職先が限定されるケースもあるため、事前に紹介先企業の傾向を確認しておくとよいでしょう。
スクール選びで失敗しないためのチェックリスト
最後に、プログラミングスクールを選ぶ際に確認しておきたいポイントをリスト形式でまとめます。
- 受講形式(オンライン・通学・ハイブリッド)は自分に合っているか
- カリキュラムの内容は目的(転職・副業・スキルアップ)に合っているか
- メンターやサポート体制は充実しているか
- 教育訓練給付金やリスキリング補助金の対象講座か
- 卒業後のキャリアサポート(転職支援・案件紹介)はあるか
- 無料体験や説明会が用意されているか
- 受講者の口コミや評判はどうか
複数のスクールの無料体験や説明会に参加して比較検討するのが、失敗を防ぐ一番の方法です。実際にメンターと話してみたり、学習環境を体験したりすることで、自分に合うかどうかの判断材料が増えます。

よくある質問(Q&A)
Q. プログラミング未経験でもスクールについていけますか?
はい、ほとんどのスクールが未経験者向けのカリキュラムを用意しています。特に今回紹介したスクールはいずれも初心者を想定したコース設計になっており、基礎からステップアップできるようになっています。わからないことは質問できる環境が整っているため、「置いていかれる」という心配は少ないです。
Q. 子どもがいても受講できますか?
オンライン型のスクールであれば、お子さんがお昼寝している時間や夜の時間を活用して学習できます。Fammのようにベビーシッター手配サービスがあるスクールもあるため、育児中でも学べる環境は整いつつあります。
Q. プログラミングスクール卒業後、本当に転職できますか?
スクール卒業が転職を保証するわけではありませんが、転職支援制度を活用すれば転職活動をスムーズに進められます。ポートフォリオの作成支援や面接対策、企業紹介など、卒業後のサポートが手厚いスクールを選ぶことが転職成功のカギになります。
Q. どのプログラミング言語を学べばいいですか?
目的によって最適な言語は異なります。Web制作ならHTML/CSS/JavaScript、Webアプリ開発ならRubyやPHP、データ分析やAI開発ならPythonが候補になります。迷ったらまずはPythonやJavaScriptなど汎用性の高い言語から始めてみるのがおすすめです。
スクールに入る前の下ごしらえとして、Pythonの入門書を1冊読んでおくと講義の理解が進みやすくなります。
まとめ
女性がプログラミングスクールを選ぶ際は、ライフスタイルに合った受講形式、女性向けのサポート制度、卒業後のキャリアサポートの3つを軸に比較検討するのがおすすめです。
SHElikesやDMM WEBCAMP、テックアカデミー、Famm、コードキャンプなど、女性が学びやすい環境を提供しているスクールは数多くあります。教育訓練給付金やリスキリング補助金を活用すれば、費用面の不安も軽減できます。
まずは気になるスクールの無料体験や説明会に参加して、自分に合ったスクールを見つけてください。プログラミングスキルを身につけることで、リモートワーク・副業・転職など、働き方の選択肢が大きく広がります。一歩踏み出す価値は十分にあります。


