TOEICのスコアを上げたいけれど、参考書を買ってもなかなか続かない、リスニングが伸びない……。そんな悩みを持っている方にこそ試してほしいのが、動画学習を使ったTOEIC対策です。
動画学習は「見る」「聞く」の両方から情報が入るため、テキストだけの学習に比べて記憶への定着率が高いとされています。特にリスニング対策では、音声と映像の同時インプットが大きな効果を発揮します。
この記事では、TOEIC対策に動画学習が効果的な理由を科学的な観点も交えて解説しつつ、おすすめの動画学習サービスとスコアアップのための具体的な活用法を紹介します。

TOEIC対策に動画学習が効果的な3つの理由
理由1:リスニング力が自然に鍛えられる
TOEIC対策の動画を視聴すること自体がリスニングトレーニングになります。英語の音声に日常的に触れることで、英語の音やリズムに耳が慣れていきます。テキストの音声CDを聞くだけの学習よりも、映像と組み合わさることで集中力も維持しやすいです。
TOEICのリスニングセクション(Part1〜4)は全100問で、テスト時間の約半分を占める重要パートです。動画学習で英語の音に慣れておけば、リスニングスコアの底上げが期待できます。
理由2:解法テクニックを視覚的に学べる
TOEICには独特の出題パターンがあり、それを知っているかどうかでスコアが大きく変わります。動画講座では、講師が問題の解き方をステップバイステップで解説してくれるので、テキストで読むよりも解法のプロセスが理解しやすいです。
たとえばPart5(短文穴埋め問題)では、品詞を見分けるテクニックが重要です。動画では講師が「この空欄の前後を見てみると……」と実際に問題を解きながら教えてくれるので、テキストの解説を読むよりも実践的なスキルが身につきます。
理由3:スキマ時間に学習できる
動画講座の多くは1本あたり3〜15分程度に設計されています。通勤電車の中、ランチタイム、寝る前の10分など、ちょっとしたスキマ時間にTOEIC対策ができます。継続が大切な英語学習において、この「手軽さ」は大きな武器になります。
- 動画視聴自体がリスニングトレーニングになる
- 解法テクニックを視覚的に理解できる
- 3〜15分の短い動画でスキマ時間に学習可能
- 映像+音声の二重インプットで記憶定着率アップ
ただし、リスニング学習は音が聞き取れる環境かどうかで手応えがかなり変わります。電車内やカフェで学習することが多い方は、周囲の音を抑えられるイヤホンにすると音量を上げすぎずに済むので、細かい音の違いを追いやすくなります。
TOEIC対策におすすめの動画学習サービス
スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース
スタディサプリENGLISH TOEIC対策コースは、TOEICスコアアップに特化した動画学習アプリの定番です。TOEIC満点講師の関先生による解説動画「パーフェクト講義」が充実しており、各パートの攻略法を体系的に学べます。
TEPPAN英単語・熟語で語彙力を強化しつつ、実戦問題集で本番さながらの演習ができます。1回3分から学習できるので、忙しい社会人でも続けやすいです。ディクテーション(書き取り)やシャドーイング機能もアプリに内蔵されており、リスニング力を総合的に鍛えられます。
語彙はアプリだけでなく紙の単語帳と併用している方も多いです。付属音声を通勤中に流して、覚えきれなかった単語だけ紙に戻る、という使い分けをすると抜けを見つけやすくなります。
月額料金はキャンペーンで変動するため、公式サイトで最新の価格を確認してください。
公式サイト:スタディサプリENGLISH
TOEICの試験情報はIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式サイトで確認できます。
Santaアルク
AIがTOEICの予測スコアを算出し、個人の弱点に合わせた問題を出題してくれるアプリです。AIによるパーソナライズ学習が特徴で、効率的にスコアアップを目指せます。動画解説付きの問題も多く、間違えた問題の理解を深められます。スコア予測の精度が高いと評判で、自分の現在地を把握するのにも便利です。

abceed(エービーシード)
TOEIC対策の人気教材をアプリ内で学べるサービスがabceedです。音声再生やマーカー機能、学習記録機能が充実しており、デジタルならではの効率的な学習ができます。AIによるスコア予測機能もあり、自分の現在地を客観的に把握できます。多くのTOEIC教材と連携しているのも強みです。
TOEIC対策YouTube講座
YouTubeにはTOEIC対策の無料動画が豊富にあります。英語系YouTuberがパート別の解き方やスコア帯別の学習法を解説してくれる動画は、無料とは思えない質の高さです。
ただし体系的なカリキュラムがないため、自分で学習計画を立てる必要があります。有料アプリの補助教材として活用するか、まずは無料で試してからアプリの購入を検討するのが賢い使い方です。
スタディング TOEIC対策講座
スタディングではTOEIC対策講座も提供されています。TOEIC満点講師の動画講義と、学習ナビゲーション機能で効率的に学習を進められます。ミニテストや模擬試験も含まれているので、インプットからアウトプットまでアプリ内で完結します。
スコア帯別の動画学習活用法
400〜500点台:基礎固めフェーズ
この段階では、英語の基礎力を動画で強化することが先決です。中学レベルの文法を動画で復習しつつ、TOEICの出題形式に慣れることを目標にしましょう。リスニングは動画を繰り返し視聴して英語の音に耳を慣らすことから始めます。まずは単語力を増やすことが先決です。
あわせて、中学〜高校レベルの文法を1冊で見渡せる参考書を用意しておくと、動画で「なぜこの形になるのか」が引っかかったときにすぐ戻れます。基礎固めの段階ほど、戻る場所があるかどうかで進み方が変わってきます。
500〜600点台:パート別対策フェーズ
各パートの解法テクニックを動画で学ぶ段階です。特にPart5(短文穴埋め)とPart7(長文読解)は、動画で解き方のコツをつかむとスコアが伸びやすいです。時間配分の感覚も動画で学んでおきましょう。Part2(応答問題)はパターンが決まっているので、動画で出題パターンを覚えると得点源にしやすいです。
700点以上:精度向上フェーズ
高スコアを目指す段階では、間違えた問題の原因分析に動画を活用します。なぜ間違えたのか、どこに引っかかったのかを動画解説で確認し、同じミスを繰り返さないようにします。リーディングのスピードアップも動画で多読のコツを学ぶと効果的です。

TOEIC動画学習の効果を最大化する5つのコツ
- 毎日触れる:5分でもいいから毎日英語に触れる習慣をつける
- シャドーイングを取り入れる:動画の英語音声に合わせて声に出す練習で、リスニング力とスピーキング力を同時に鍛える
- 模試を定期的に解く:月に1回は模試形式で時間を計って解き、スコアの伸びを確認する
- 間違えた問題を動画で復習:間違えた問題は「なぜ間違えたか」を動画解説で確認して、弱点を潰していく
- 目標スコアと期限を決める:「3か月後に700点」など具体的な目標を設定し、達成に向けた計画を立てる
この5つのうち「模試を定期的に解く」を支えるのが公式問題集です。本番と同じ音声・同じ形式で解けるので、動画で学んだ解き方が時間内に通用するかを確かめる材料になります。
動画を「見ただけ」で満足してしまうのは英語学習でもありがちな落とし穴です。動画で学んだ解法テクニックは、必ず問題演習で実践してみてください。知識を「使える力」に変えるにはアウトプットが欠かせません。特にリーディングは実際に問題を解いて時間感覚をつかむことが重要です。
TOEIC動画学習に関するよくある質問
Q. 動画学習だけでTOEICスコアは上がる?
動画学習+問題演習の組み合わせが効果的です。動画でインプットして、問題でアウトプットするサイクルを回すことでスコアアップにつながります。動画だけでは「わかったつもり」になりやすいので、必ず問題を解きましょう。
Q. どのくらいの期間でスコアが上がる?
個人差はありますが、毎日30分〜1時間の学習を3か月続ければ、100点前後のスコアアップが期待できるといわれています。高スコア帯になるほど伸び幅は小さくなる傾向があります。
Q. 無料の動画だけで対策できる?
YouTube動画だけでも基礎的な対策はできますが、体系的な学習や問題演習量を考えると、有料アプリを併用するほうが効率的です。まずは無料で試して、本気で取り組むなら有料プランを検討しましょう。
Q. リスニングとリーディング、どちらを先に対策すべき?
一般的にリスニングのほうがスコアが伸びやすいので、まずはリスニング対策から始めるのがおすすめです。動画学習はリスニング対策との相性が特に良いので、動画学習をメインにしつつリーディングも並行して学習しましょう。

まとめ
TOEIC対策に動画学習は非常に効果的です。リスニング力の強化、解法テクニックの習得、スキマ時間の活用など、動画ならではのメリットが多いです。
スタディサプリENGLISHやSantaアルクなどの専門サービスを活用しつつ、毎日少しずつ学習を続けることが、スコアアップへの近道です。自分のスコア帯に合った学習法を選んで、目標スコアの達成を目指しましょう。

