動画講座を視聴しているとき、「この画面を保存しておきたい」「このポイントをメモしたい」と思う瞬間は多いものです。しかし、動画を一時停止してスクリーンショットを撮り、別のアプリにメモを書くという作業を繰り返すのは意外と手間がかかります。
この記事では、動画学習時のスクリーンショット撮影とメモ取りを効率化してくれるツールを紹介します。無料で使えるものから高機能な有料ツールまで、目的に合わせた選び方も解説するので、自分の学習スタイルに合うツールを見つけてみてください。

動画学習でメモを取ることの重要性
動画学習は手軽で分かりやすい反面、「見るだけ」で終わってしまいやすいのが弱点です。受動的な視聴だけでは、学んだ内容の定着率が低くなりがちです。
メモやスクリーンショットを活用してアクティブに記録を残すことで、以下のような効果が期待できます。
- 重要なポイントが整理される
- 後から復習しやすくなる
- 自分の言葉でまとめることで理解が深まる
- 「分かったつもり」を防げる
- 学習の進捗を可視化できる
研究によると、能動的にメモを取りながら学習した場合、受動的に視聴しただけの場合と比べて記憶の定着率が大幅に向上するとされています。特に動画学習では「分かった気になる」ことが多いため、メモを取って理解度を確認するプロセスが重要です。
- 動画の「見るだけ学習」は定着率が低い
- スクリーンショット+メモで記憶への定着が向上
- 復習用のノートとしても活用できる
- 専用ツールを使えば作業の手間を大幅に削減可能
とはいえ、ノートPC1台で動画とメモアプリを行き来していると、ウィンドウの切り替えだけで集中が途切れてしまいがちです。動画を片方の画面に映したまま、もう片方でメモを取れるようにサブディスプレイを足している人もいます。
おすすめのスクリーンショット&メモツール
Snipo(Chrome拡張機能)
YouTube・Udemy・Courseraなど主要な動画プラットフォームに対応した学習支援ツールです。動画の視聴中にワンクリックでスクリーンショットを撮影し、タイムスタンプ付きのメモを作成できます。
さらに、撮影したスクリーンショットとメモをNotionに自動で保存する連携機能も搭載されています。動画学習に特化して設計されているため、使い勝手が非常に良いのが特長です。「後からこの部分を見返したい」というときにタイムスタンプをクリックするだけで該当箇所にジャンプできるのも便利な機能です。
Notion(ノート管理ツール)
メモの管理先として定番のNotionも、動画学習との相性が抜群です。テキスト・画像・リンク・テーブルなどを自由に組み合わせてノートを作れるため、スクリーンショットを貼り付けながら学習ノートを整理するのに最適です。
「Save to Notion」というChrome拡張機能を使えば、Webページの情報をワンクリックでNotionに保存することもできます。個人利用であれば無料プランで十分な機能が使えます。データベース機能を活用すれば、講座ごとにメモを分類して管理することもできます。
Screenity(Chrome拡張機能)
画面録画と注釈を手軽に行えるChrome拡張機能です。動画学習中に重要な画面を録画して、後から見返すことができます。チュートリアルの作成やプレゼンテーションの記録にも活用できる汎用性の高いツールです。
GoFullPage(Chrome拡張機能)
Webページ全体のスクリーンショットを撮影できるChrome拡張機能です。動画プラットフォームの講座ページやカリキュラム一覧を丸ごと保存したい場合に便利です。ワンクリックでページ全体をキャプチャできるシンプルな操作性が魅力です。
Google Keep
Googleが提供するシンプルなメモアプリです。手軽にテキストメモや画像を保存でき、Googleアカウントがあればどのデバイスからでもアクセスできます。高機能なNotionと比べてシンプルな分、気軽にメモを取りたい方に向いています。

OS標準のスクリーンショット機能
専用ツールを導入する前に、まずはOSに標準搭載されているスクリーンショット機能を活用するのも一つの手です。
Windowsの場合
- Windows + Shift + S:範囲指定キャプチャ(Snipping Tool)
- Print Screen:画面全体のキャプチャ
- Windows + Print Screen:自動保存付き全画面キャプチャ
Macの場合
- Command + Shift + 3:画面全体のキャプチャ
- Command + Shift + 4:範囲指定キャプチャ
- Command + Shift + 5:スクリーンショット&画面収録ツール
OS標準の機能だけでも十分にスクリーンショットは撮れますが、メモの管理やタイムスタンプの記録は手動で行う必要があるため、量が増えると管理が大変になりがちです。最初はOS標準機能で始めて、必要性を感じたら専用ツールに移行するのがおすすめです。
講座を長く続けるほどスクリーンショットの画像ファイルは増えていき、PCの保存容量を圧迫していきます。ダウンロードした教材動画とあわせて外付けSSDに逃がしておくと、講座ごとにフォルダを分けて保管しやすくなります。
動画学習のメモ取り術
ツールを使いこなすだけでなく、メモの取り方にも工夫を入れると学習効果がさらに向上します。
1. 自分の言葉で要約する
講師の言葉をそのまま書き写すのではなく、自分なりの言葉で内容を要約することで理解が深まります。「つまり○○ということ」とまとめる習慣をつけましょう。
要約は図や矢印を使ってまとめたくなる場面が多いので、紙のノートを1冊そばに置いておくと書き出しやすくなります。マス目のある方眼ノートは図解や表を書くときにレイアウトを整えやすく、学習ノート用に選ばれています。
2. 疑問点や気づきも記録する
「ここがよく分からなかった」「もっと深掘りしたい」といった疑問や気づきも一緒にメモしておくと、後からの復習や追加学習のヒントになります。疑問点を放置せず、講座終了後に調べる習慣をつけると理解がグッと深まります。
3. タイムスタンプを活用する
重要なポイントが出てきた時間をメモしておくと、後から該当箇所にすぐアクセスできます。Snipoなどのツールを使えば自動でタイムスタンプが記録されます。
4. スクリーンショットは「なぜ撮ったか」を添えて保存する
画像だけ保存しても、後から見返したときに「なぜこの画面を保存したのか」が分からなくなることがあります。スクリーンショットには一言コメントを添えて保存する習慣をつけましょう。

動画講座のスクリーンショットは個人の学習目的で使用する分には問題ありませんが、SNSへの投稿や第三者への共有は著作権に抵触する可能性があります。スクリーンショットはあくまで自分の学習ノートとして活用してください。
スクリーンショット&メモツールのQ&A
Q. 手書きメモとデジタルメモ、どちらが効果的?
A. 研究によると、手書きメモのほうが記憶への定着率が高いとされています。ただし、デジタルメモには検索性や整理のしやすさという利点があります。理想的なのは、スクリーンショットはデジタルで保存し、重要なポイントは手書きでメモするという使い分けです。
Q. Notionの無料プランでも動画学習のメモ管理に十分?
A. 個人利用であれば、Notionの無料プランでも十分に活用できます。テキストメモやスクリーンショットの貼り付け、ページの整理など、基本的な機能は無料で使えます。
Q. スマホで動画学習するときのメモ方法は?
A. スマホの場合は、端末のスクリーンショット機能で画面を撮影し、メモアプリ(標準のメモ帳やNotion、Google Keepなど)に保存するのが手軽です。タブレットとスタイラスペンの組み合わせなら、手書きメモも取りやすくなります。
スタイラスペンは純正品以外にも各社から出ており、撮ったスクリーンショットに直接書き込みたい方に選ばれています。手持ちのタブレットに対応しているかだけ、購入前に確認しておくと安心です。
Q. 大量のスクリーンショットを整理するコツは?
A. 講座ごとにフォルダを分け、ファイル名に日付やトピック名を入れて管理するのがおすすめです。Notionを使う場合は、講座名をページタイトルにして、その中にスクリーンショットとメモをまとめると整理しやすくなります。

まとめ
動画学習のスクリーンショットとメモを効率化するツールは、Snipo・Notion・Screenityなど、さまざまな選択肢があります。自分の学習スタイルに合ったツールを選んで、「見るだけ」の受動的な学習から脱却しましょう。
まずはOSの標準機能でスクリーンショットを撮る習慣をつけ、慣れてきたらSnipoやNotionなどの専用ツールを導入してみてください。メモ付きのスクリーンショットは、あなた専用の最強の学習ノートになるはずです。
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Snipoの詳細はChrome Web Storeから確認できます。NotionはNotion公式サイトで無料アカウントを作成できます。スクリーンショットの基本操作はMicrosoft公式サポートでも解説されています。


