「プログラミングに興味はあるけど、何から始めればいいのかわからない」——これは初心者が最初にぶつかる壁です。オンライン学習にはメリットとデメリットがあるため、事前に特徴を把握しておくのがおすすめです。検索すればたくさんの情報が出てきますが、情報が多すぎてかえって混乱してしまうことも。
この記事では、プログラミング完全未経験の方が最初にやるべきことを、迷わない順番で整理しました。難しい専門用語はできるだけ避けて、誰でも理解できるように説明していきます。Udemyで学べるプログラミング講座も選択肢の一つとして検討してみてください。
プログラミングを始める前に知っておきたいこと
プログラミングとは何か
プログラミングとは、コンピュータに「こう動いてほしい」という指示を書くこと。料理に例えるなら、レシピ(手順書)を書いて、コンピュータというシェフに料理を作ってもらうイメージです。その手順書を書くために使うのが「プログラミング言語」です。
プログラミングでできること
Webサイトの制作、スマホアプリの開発、ゲームの作成、データの分析、業務の自動化、AIの開発。プログラミングができると、これだけ幅広いことが実現可能になります。「パソコンでこんなことができたらいいのに」を自分の手で形にできるのがプログラミングの面白さ。
文系でも大丈夫?数学が苦手でも問題ない?
結論から言うと、文系でも数学が苦手でも問題ありません。Web制作やアプリ開発で高度な数学が必要になることはほとんどなく、論理的に考える力があれば十分。実際に、文系出身のエンジニアは業界にたくさんいます。

最初にやるべき3つのステップ
ステップ1:「何を作りたいか」をざっくり決める
プログラミング学習で最も大切なのは、目的を決めること。「プログラミングを学ぶ」こと自体を目的にすると、途中で「これ何のためにやってるんだっけ?」と迷子になります。
「自分のWebサイトを作ってみたい」「仕事のExcel作業を自動化したい」「将来エンジニアに転職したい」など、ざっくりでいいので方向性を決めましょう。明確でなくても大丈夫。方向性さえあれば、学ぶべき言語が絞り込めます。
ステップ2:最初の言語を選ぶ
目的に合わせて言語を選びます。おすすめの選び方は以下の通り。
Webサイトを作りたい → HTML/CSS(+JavaScript)。業務を自動化したい → Python。Webアプリを作りたい → Python または JavaScript。スマホアプリを作りたい → Swift(iPhone)または Kotlin(Android)。
特に目的がない場合は、Pythonを選ぶのが無難。文法がシンプルで読みやすく、汎用性が高いので「とりあえずプログラミングに触れてみたい」方にぴったりです。
ステップ3:学習環境を整える
必要なものはパソコンとインターネット環境だけ。スペックの高いパソコンは不要で、普段使いのもので十分です。最初はProgateのようなブラウザ上でコードを書ける学習サイトを使えば、面倒な環境構築をスキップして、すぐにプログラミングの体験ができます。
最初から開発環境の構築(エディタのインストール・パスの設定など)に挑むのは非推奨。環境構築でつまずいて挫折するケースが非常に多いので、まずはブラウザ完結型の学習サイトから始めましょう。

初心者におすすめの学習方法
無料の学習サイトから始める
Progate、ドットインストール、paizaラーニングなど、無料で始められる学習サイトはたくさんあります。まずはProgateでHTML/CSSかPythonのコースを試してみてください。1レッスン10〜15分程度で、ゲーム感覚でプログラミングの基礎が身につきます。
動画学習も並行する
ドットインストールは1本3分の短い動画でプログラミングが学べるサイト。テキストベースの学習だけだと理解しにくい部分も、動画で実際のコーディング画面を見ると「ああ、こういうことか」と腑に落ちることが多いです。プログラミング独学のロードマップについては以下の記事で詳しく解説しています。

本を使う場合の選び方
プログラミングの入門書は数多く出版されていますが、初心者は「薄い本」を選ぶのがコツ。分厚い技術書は網羅性は高いものの、初心者には情報量が多すぎて挫折の原因に。まずは薄い入門書で全体像をつかみ、その後に必要な分野を深掘りする方が効率的です。
初心者がやりがちな失敗パターン
失敗1:言語選びで悩みすぎる
「どの言語が一番いいのか」を何週間も調べ続けて、結局一行もコードを書かない。これは初心者あるあるです。言語選びに正解はなく、どの言語を選んでもプログラミングの基本的な考え方は共通しています。悩むくらいなら、とりあえずPythonかHTML/CSSで始めてしまいましょう。
失敗2:インプットばかりでアウトプットしない
教材を読む・動画を見るだけで「わかった気」になるのは危険。プログラミングは楽器やスポーツと同じで、実際に手を動かさないと身につきません。学んだ内容を使って、すぐに自分でコードを書いてみることが重要です。
失敗3:完璧を目指して先に進めない
「if文を完全に理解するまで次に進まない」という姿勢だと、学習が止まります。70%理解できたら次に進むくらいの気持ちでOK。後から戻ってきた時に理解が深まることはよくあります。
「自分にはセンスがない」と感じて諦める人がいますが、プログラミングはセンスではなく慣れです。最初の1〜2カ月が一番つらい時期なので、ここを乗り越えれば楽になります。


プログラミングを続けるためのモチベーション管理
小さな成功体験を積み重ねる
「Hello World」を表示させる。簡単な計算プログラムを作る。Webページの背景色を変える。こうした小さな成功体験が、次の学習へのモチベーションにつながります。いきなり大きなゴールを目指すのではなく、小さなゴールをたくさん設定するのがコツ。プログラミング言語の選び方については以下の記事で初心者向けに比較しています。



学習仲間を見つける
SNSで「#プログラミング初心者」「#100DaysOfCode」のハッシュタグを検索すると、同じ目標を持つ仲間がたくさん見つかります。学習記録を投稿し合うことで、お互いに刺激を受けながら継続できます。
学習時間を固定する
「時間がある時に勉強しよう」だと、いつまでも始まりません。毎朝30分、毎晩1時間など、決まった時間に学習する習慣を作ることが継続のカギ。歯磨きと同じレベルで日課にしてしまえば、無理なく続けられます。
よくある質問
Q. プログラミングを始めるのに最適な年齢は?
A. 何歳からでも始められます。10代の学生はもちろん、30代・40代で未経験からプログラミングを学び、エンジニアに転職した事例も珍しくありません。「始めたい」と思った時が最適なタイミングです。
Q. パソコンはWindowsとMac、どちらが良い?
A. どちらでも問題ありません。Web開発やiOSアプリ開発をするならMacが便利ですが、Windowsでもほとんどの学習は可能。今持っているパソコンで始めてください。
Q. 英語ができないとプログラミングは難しい?
A. プログラミング言語自体は英単語ベースですが、決まったキーワードを使うだけなので英語力はほぼ不要。エラーメッセージは英語で表示されますが、翻訳ツールを使えば対応できます。
Q. 独学とスクール、どちらが良い?
A. 自分で調べて解決するのが好きなら独学、手厚いサポートが欲しいならスクール。まずは無料の学習サイトで独学を試してみて、合わないと感じたらスクールを検討するのがおすすめです。
Q. プログラミングを学ぶとどんな仕事ができる?
A. Webエンジニア、アプリ開発者、データサイエンティスト、AIエンジニア、フリーランスプログラマーなど、選択肢は多岐にわたります。IT業界以外でも、業務効率化やデータ分析のスキルとして活用できます。


まとめ
プログラミング初心者が最初にやるべきことは、「目的をざっくり決める」「言語を選ぶ」「無料の学習サイトで手を動かす」の3ステップ。難しく考えすぎず、まずはProgateで最初のレッスンをクリアするところから始めましょう。
最初の一歩さえ踏み出せれば、あとは続けるだけ。プログラミングは最初が一番大変ですが、慣れてくると「自分で何かを作れる」楽しさがわかるようになります。今日この瞬間から始めてみてください。

