
Courseraには「Coursera Plus」という定額学び放題のプランがあります。月額$59、または年額$399で対象コースが受け放題になるサービスですが、「本当に元が取れるのか」「自分にはどのプランが合っているのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Coursera Plusの料金体系や通常プランとの違い、元が取れるかどうかの損益分岐点を具体的に解説します。自分に合ったプラン選びの参考にしてください。
Coursera Plusとは?基本情報を整理
Coursera Plusは、Courseraが提供する定額制の学び放題サービスです。対象となるコースであれば、追加料金なしでいくつでも受講できます。
Coursera Plusの主な特徴
- 10,000以上の対象コースが学び放題
- 専門講座(Specialization)やプロフェッショナル認定プログラムも含まれる
- 修了証の取得も追加料金不要
- 7日間の無料トライアルあり
- 対象外のコース(一部の学位プログラムなど)もあるため注意が必要
料金プラン一覧
| プラン | 料金 | 月額換算 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Coursera Plus 月額 | $59/月 | $59 | 短期集中向け・いつでも解約OK |
| Coursera Plus 年額 | $399/年 | 約$33 | 長期学習向け・最もコスパが良い |
| 個別コース購入 | $49〜$99/コース | ー | 1つだけ学びたい人向け |

どのプランを選ぶにしても、元が取れるかどうかを左右するのは「毎月どれだけ受講できたか」です。学習時間を積み上げで記録できるタイマーを机に置いておくと、月ごとのペースが目に見える形で残ります。
Coursera Plusは本当に元が取れるのか?損益分岐点を計算
Coursera Plusが元を取れるかどうかは、受講するコースの数と期間によって決まります。具体的にシミュレーションしてみましょう。
月額プランvs年額プランの分岐点
月額$59で7か月以上続けると合計$413となり、年額$399を超えます。つまり、7か月以上学習を続ける予定がある場合は、年額プランを選ぶほうがお得です。
個別購入とCoursera Plusの分岐点
個別コースの平均価格を$79とすると、年額$399は約5コース分に相当します。年間で5コース以上受講するなら、Coursera Plusのほうがコスパが良くなります。
さらに、専門講座(Specialization)は通常4〜7コースで構成されているため、専門講座を1つ完走するだけでも元が取れる計算になります。
- 年間5コース以上受講する予定がある
- 専門講座やプロフェッショナル認定を1つ以上修了したい
- 複数のジャンルを横断して学びたい
- 7か月以上の学習期間を見込んでいる
通常プラン(個別購入)との違いを比較
Coursera Plusと通常の個別購入にはいくつかの重要な違いがあります。
学習の自由度
個別購入の場合、購入したコースしか受講できません。一方、Coursera Plusなら興味のあるコースを気軽にお試しできるのが大きなメリットです。「このコース、思っていた内容と違った」と感じても、別のコースにすぐ切り替えられます。
修了証の取得
個別購入でもCoursera Plusでも、対象コースの修了証は取得可能です。ただし、Coursera Plusなら追加料金を気にせず複数の修了証を集められるため、LinkedInやポートフォリオを充実させたい方には有利です。
コスト面のリスク
個別購入は「使わなかった場合のリスク」が低い一方、Coursera Plusは月額・年額の固定費が発生するため、あまり学習しない月があるとコスパが下がります。自分の学習ペースを見極めてから加入するのが賢明です。
学習が止まる原因は「時間がない」よりも「腰を据えて動画を見る環境がない」ことのほうが多いものです。通勤中やカフェでも講義に集中できるよう、ノイズキャンセリング機能のあるイヤホンを用意しておくと受講できる時間帯が広がります。
Coursera Plusに向いている人・向いていない人
向いている人
- 複数の分野にまたがって学びたい人(例:プログラミング+データサイエンス+ビジネス)
- キャリアチェンジのために集中的にスキルアップしたい人
- プロフェッショナル認定プログラムを修了したい人
- 毎月コンスタントに学習時間を確保できる人
向いていない人
- 1つの特定コースだけ受講したい人
- 忙しくて月に数時間しか学習できない人
- 無料のAuditモードで十分だと感じている人

Coursera Plusをお得に使うコツ
セール時期を狙って加入する
Courseraは定期的にセールを開催しており、Coursera Plusが最大40%オフになるキャンペーンが実施されることがあります。ブラックフライデーや年始のセールは特に割引率が高い傾向にあるため、急がない場合はセール時期を待つのも一つの手です。
無料トライアルで相性を確認する
Coursera Plusには7日間の無料トライアルがあります。加入前にまずトライアルで使い勝手を確認し、自分の学習ペースに合っているか見極めましょう。トライアル期間中にキャンセルすれば料金は発生しません。
学習計画を立ててから加入する
「なんとなく加入してしまった」というパターンが最も損をしやすいケースです。事前に受講したいコースをリストアップし、修了までの期間を見積もった上で加入すると、効率よく元が取れます。
リストアップと進捗の管理は、アプリよりも紙のほうが続くという方もいます。週ごとの目標と実績を書き込めるスタディプランナーなら、加入前に立てた計画からどれだけずれているかがひと目で分かります。
Coursera Plusの対象外コースもあります。一部の学位プログラムや、特定の大学が提供する限定コースはCoursera Plusに含まれません。加入前に、自分が受講したいコースが対象かどうかを必ず確認してください。
Coursera Plusの加入・解約手順
Coursera Plusの加入と解約はシンプルな手順で完了します。
加入手順
- Coursera公式サイトにアクセスし、アカウントを作成(またはログイン)
- 「Coursera Plus」のページに移動
- 月額プランまたは年額プランを選択
- 支払い情報を入力して登録完了
7日間の無料トライアルが適用される場合、トライアル期間中は料金が請求されません。自動更新のため、継続しない場合はトライアル期間内にキャンセルしてください。
解約手順
- Courseraにログインし「マイ購入」ページへ移動
- Coursera Plusのサブスクリプションを選択
- 「キャンセル」ボタンをクリック
- 解約理由を選択して確定
解約後も契約期間の終了日までは引き続き利用できるため、すぐにアクセスが停止されることはありません。
Coursera Plus以外の選択肢も検討しよう
Coursera Plus以外にも、定額制のオンライン学習サービスはあります。自分に合ったサービスを選ぶために、他の選択肢も知っておきましょう。
- Udemy:買い切り型でセール時には1,500円前後で講座を購入可能。日本語コースも豊富です。
- edX:ハーバード大学やMITの講座を無料で視聴可能。修了証は有料です。
- Schoo:月額980円で日本語の生放送・録画授業が見放題。国内サービスなので日本語で学びたい方に適しています。
Coursera Plusの活用事例
キャリアチェンジのために活用
たとえば営業職からデータアナリストへの転職を目指す場合、Google Data Analyticsのプロフェッショナル認定(7コース構成)を受講するだけでも個別購入なら数万円かかります。Coursera Plusなら年額$399でこのプログラムに加え、SQL、Python、Tableauなど関連スキルの講座も学び放題になるため、キャリアチェンジに必要なスキルを一気に習得できます。
ただし、Python関連の講座は基礎文法を前提に進むものが多く、未経験のまま飛び込むと最初の数本で止まりがちです。日本語の入門書で文法だけ先に押さえておくと、学び放題の期間を無駄なく使えます。
複数分野のスキルを組み合わせたい場合
「マーケティング×データ分析」「プログラミング×ビジネス戦略」など、複数分野を横断して学びたい方にとって、Coursera Plusは最も効率的な選択肢です。分野をまたいだ講座を自由に行き来できるため、掛け合わせのスキルを構築しやすくなります。
よくある質問
Q. Coursera Plusは途中解約できますか?
月額プランはいつでも解約可能です。年額プランは加入後14日以内であれば全額返金が受けられますが、それ以降は解約しても残りの期間分の返金はありません。
Q. Coursera Plusで取得した修了証は解約後も有効ですか?
はい、受講期間中に取得した修了証は解約後も有効です。LinkedInへの連携やPDFダウンロードもそのまま利用できます。
Q. 日本円で支払えますか?
Courseraの支払いはドル建てです。クレジットカードやPayPalで決済でき、為替レートは決済時のレートが適用されます。
Q. 無料のAuditモードとどう違いますか?
Auditモードは動画視聴と一部教材へのアクセスのみ可能です。Coursera Plusは課題の提出・採点・修了証の取得が含まれ、学習の深さが大きく異なります。
Q. Coursera Plusの対象コース数は増えていますか?
はい、対象コースは年々増加しており、現在は10,000以上のコースが含まれています。新しいプロフェッショナル認定プログラムや専門講座も定期的に追加されているため、学べる範囲は広がり続けています。
Q. 学生割引はありますか?
Courseraでは経済的支援(Financial Aid)を提供しており、学生を含む経済的に困難な状況にある方は、個別コースの受講料が減額される場合があります。Coursera Plus自体に学生割引はありませんが、セール時期の割引と組み合わせて活用するのが賢い方法です。
Coursera Plusは「たくさん学びたい人」にとって非常にコスパの良いサービスです。まずは7日間の無料トライアルで、自分の学習スタイルに合うかどうかを確かめてみてください。
参考リンク:


